妙 ~真夏のキセキ~

今年の夏は、キセキが・・・

キセキが起きました・・・・・!

7月上旬、世田谷区のサギ草展があった頃、今年初めて、家のベランダで育てていた私のサギ草はまだ全く咲く気配がない・・・

一週間後のお稽古で皆に見てもらいたいので、それまでに咲いてほしいなぁ、そろそろ咲いてもいいんじゃな~い~?

とかなんとか、語りかけながら毎朝水やりをしておりました。

すると、それから3日後、朝、いつものように水をあげようとベランダの窓を開けたところ

咲き始めました~♬♪♬♪♬♪♬

なんと可憐な姿よ・・・・。

それから、1羽、2羽、3羽(?)と次々咲き始め、蕾半分、花半分ぐらいでしょうか、最初の1羽が咲いて4日後、稽古場にて皆さんに披露することができました。

本当にサギが舞っているいるようにしか見えません。なんと可憐な姿・・・・。蕾もまた可愛らしい・・・。

そしてそれからも、次から次へと開花して、さらに次の週の稽古でも皆さんに披露することができました!

満開です!

ネット情報では、花の寿命は3~5日で、順番に枯れていくようなことが書いてありましたが、まったく枯れていません。

35度越えの、猛暑・酷暑の日々が続く中、こんなに長期間に渡って咲き続けてくれるなんて、キセキとしか思えない・・・・。

サギ草さんたちに感謝・・・( ;∀;)・・・ウルウル・・・

こうして2週にわたって稽古場の皆さんにご披露できたあと、数日して、サギ草様たちは、ひとつ、ふたつ、と枯れていきました。

最初の1羽が咲いてから約1か月、今はもう2羽を残すのみ。。。

冬には、球根を取り出して、植え替えをする予定です。
上手くできるかわかりませんが、、、来年もまた会えますように。。。

ところで、利休さんが残した書で「妙」という一字があります。

京都の野村美術館が所蔵しています。

「妙」というのは、お寺の名前や戒名でもよく使われるもので、もともと仏教用語だと思いますが、「言葉では表すことができない、人間の知識や言葉では計り知れない、不思議さ、美しさ、素晴らしさ、優れたさま」といった意味合いがあるようです。

約400年前の利休さんが、その時どういう意味を込めてこの一字を書いたのかは分かりませんが、この暑い夏に、サギ草が稽古場にもたらしてくれたひとときの清々しさ、もっといえば、サギ草のような植物が存在していること自体、まさに「妙」と言えるのではないかと思います(^^)

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