茶道の稽古といえば、美味しくて美しい和菓子は楽しみの一つですが、15~16世紀の戦国時代に生きた利休さんや武士たちは、どんな菓子を食べていたでしょうか??
利休さんが催した茶会記といわれるものの中で、菓子についての記載もありますのでそれらを見てみると、当然ですが、現在わたしたちがイメージする菓子とは異なり、利休さんの時代の菓子は、「果物」や「木の実」が主体でした。
栗、梨、かんきつ類、柿、などです。
果物以外にも、
いも、くわい、シイタケ、鮑、サザエなど、野菜や魚介類を煮しめて菓子として供する、ということもあったようです。
もし、利休さんや戦国武士が、いまの三越や伊勢丹の地下一階スイーツ売り場を見たら、どんな風に感じるでしょうねぇ・・・・・・
現代の菓子と同じようなものとしては、「麩の焼(ふのやき)」や「煎餅(せんべい)」、「団子」といった記載も茶会記には見られます。
特に「ふのやき」は『利休百会記』にたくさん出てくるので、利休さんの好み菓子だったのかも知れません。
当時のふのやきがどういうものだったか、正確には分かりませんが、おそらく、小麦粉か餅粉を水で溶いて、焼いたものだったと考えられます。
それに、木の実を巻いたり?味噌を塗ったり?していた可能性があります(^^)
写真は、京都「塩芳軒」のふやきです。
(今は、「ふのやき」というと小麦でつくられたもの、「ふやき」というと餅粉でつくられたもの、を言うみたいです。)
パッケージから可愛らしく、ふやきもピンク色でカキツバタの絵がまた素敵です。
ほんのり砂糖醤油のお味で、サクサクととっても美味しかったです。

平和に、こんな雅なお菓子をいただけるなんて、ほんと、今は有難い世の中ですね(^^)
