先日、新宿柿傳さんで催された、信楽焼の作家さんたちによる茶会に行ってきました。
茶会では、贅沢にも作家さんたちの作られたお茶碗で次々とお茶が振る舞われ、最後にはそれらを手に取って改めて鑑賞させていただくこともでき、楽しいひとときでした。
信楽焼は、その肌に色々な色味や風景が見られる、まさに自然の面白さや不思議さが魅力の陶芸です。

席主の方のお話では、海外で展覧会をしたときに、茶碗を見た外国の方から「茶碗の中に宇宙があるみたいですね」と(英語で?)言われたとのこと。
作るのはもちろん人間。でも、最終的には土や火という自然の力によって、人間の手によるもの以上のものが、生み出されるのだと感じます。
「無為」であることが常にテーマにある、といったことを、作家さんご自身も言われていました。

人間の創作物であっても、人智を超えた何か、がそこにある。
その何かに、畏敬の念をもつ。
古来から続く、日本人的な思想のような気がします。
確かに、茶碗の中にも、宇宙はあるのです(^ ^)