世界は抹茶ブームだそうで。

気がつけば世界的な抹茶ブーム。

抹茶が品薄です。

抹茶屋さんの戦略どおりなのかしら(知らんけど)

まあ、ひとたびブレークすると、メディアも次々と乗っかるので、雪だるま式に需要が増えそうですしね(知らんけど・・・)。

勝手ながら、ブームはほどほどであって欲しいと願いつつ、でも、抹茶そのものを飲む習慣は、コーヒーのように、世界的なものにはならないと私は想像しています。

抹茶そのものに、コーヒーのような常習性はないように思いますし、抹茶って、カフェでおしゃべりしながらゆっくり飲むものとしては適していない(と思う)。

もっとも、抹茶味のお菓子や、抹茶ラテみたいなものは、今以上に定番になるのかも知れませんね。

ただそれは、抹茶というより、「スイーツ」だからのような気もしますが。
甘いものには常習性がありますから(笑)。

ところで、抹茶の世界的ブームを批判するわけでは決して(決して)なく、食べ物は、なるべく地産地消がいいんじゃないかと私は考えています。

「三里四方のものを食べていれば、病知らず」といった言い伝えがあります。

三里とは、約12キロメートル。
歩いていけるぐらいのところで生産されたものを食べていれば健康でいられる、といった意味です。

人間も、その土地・自然の一部だからです。

現代において「三里」は現実的ではないですが、要するに、「地産地消」ということですね。

地産地消が実現できれば、生産も守られ、人の健康も守られ、食の安全保障にもなる。
そして、エコ、のはず。

とはいえ、私も、外国のものを日々享受していると思うので、なるべく心がけたい、というレベルではあります。。。

また、抹茶に関して言うと、健康云々ということ以外に、歴史や文化的側面もあります。

お茶は中国から渡来したものですが、粉末のお茶(抹茶)を飲む習慣は、日本にだけ残ったと言われており、これは、茶道文化が継承されてきたからに他なりません。
お寺や神社の存在も大きいでしょう。

とりあえず、今後、もしも抹茶の生産量が増える方向になるならば、それはそれで良いことのように思います。


これからも抹茶がきちんと手に入ることを祈りつつ・・・。

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