茶道の魅力 その5 「佇まい」に思う。

「佇まい(たたずまい)」

物や人の姿、ありさま、のこと。

響きの美しい言葉だと感じますが、この言葉に形容詞がつく時、それはいつもポジティブな意味合いのものではないでしょうか。

「美しい佇まい」

「洗練された佇まい」

「端正な佇まい」

など。。。

お茶室では特に、「佇まい」の美しさは際立ちます。

お稽古を始めたばかりの頃は、誰しもが、ぎこちない所作・立ち居振る舞いですが、少しずつ慣れてきて、お点前も板についてくると、皆その佇まいも変わってきます。

「佇まい」が変わってくるのは、お茶の稽古が「少し緊張感ある時間」だからこそ。

これは、お茶の醍醐味であり、人を惹きつける理由でもあるのです。

ということで、「茶道の魅力 その⑤」でした。

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